防衛省ウェブサイトの発表資料では「本日、防衛大臣から、当該邦人等の輸送の終結を命じました。自衛隊部隊等は今後速やかに本邦へ帰国する予定です」とされている。
2021年8月31日, 14:21
自衛隊が移送したのはわずか15人で、そのうち1人が日本国民。残る14人は米国の依頼で移送したアフガニスタン国民だった。
茂木敏充外相は31日の記者会見で、アフガニスタン首都カブールの日本大使館の一時閉鎖を受け、大使館機能をカタールに移し、退避のための支援を続ける方針を明らかにした。
「現在はトルコのイスタンブール総領事館に一時的に機能を置いているが、近いうちに、タリバンが政治事務所を置くカタール(ドーハ)で色々なコミュニケーションが行われると思う」と語った。
8月15日、テロ組織タリバンがカブールの大統領官邸に自分たちの旗を掲げた。大統領官邸のホールでは、タリバンが勝利を祝っている。タリバンはカブールにある全ての政府機関を支配下に置いた。