同氏は「歴史的な理由から、日本の軍事安全保障分野における動向は常にアジア近隣諸国や国際社会の注目を集めてきた。日本は9年連続で防衛費を増やしており、東京は常に自国の軍事力強化の口実として近隣諸国を利用している」と語った。
王副局長は「中国は日本に対し、平和的発展路線を守り、軍事安全保障分野における声明や行動を慎重に行い、地域における平和と安定性維持を促進するためにより尽力するよう求める」と呼びかけた。
これより前、日本の防衛省は2022年度予算の概算要求を行い、過去最高となる5兆4800億円を計上したことが明らかになった。
日本の防衛費増大は、活発化する中国の動きを背景に遠隔諸島における防衛力強化に関連している。また情報収集・分析用ハイテク無人航空機の開発費の増加も一因となっている。