日本に泳ぎついたロシア人 難民認定を申請

日本に亡命するためにクナシル島(国後島)から泳いで北海道に渡って来た、ロシア人男性のV・ノカルド氏が日本へ難民認定を申請した。1日付けの共同通信が政府関係者への取材により明らかにしている。
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共同通信の報道によれば、ノカルド氏が難民認定を申請したのは8月27日。ノカルド氏は一時庇護を求めていたが、日本側がこれを受理しなかったため、本国へ送還されると報じられていた。今回、難民認定を申請したため、ノカルド氏は当面日本の入館施設に留まることになる。  
ノカルド氏は8月19日に北海道の士別市へ到着したところを地元市民に発見されている。ノカルド氏は自分はロシア人で亡命したいと語ったとされているが、同氏がどこへの難民認定を申請しているのかについては情報は錯そうしていた。ノカルド氏に身柄はその後、札幌の出入国管理庁へ渡されている。
後日、マスコミは北海道警察がノカルド氏がクナシル島から日本へ泳ぎ渡るために着用したとみられるウエットスーツが発見されたと報じていた。
8月末、在札幌ロシア領事館は、日本側から不法入国したロシア人が拘留されているとの通知を受理したことを明らかにしている。
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