宇宙での映画撮影、クルーが国際宇宙ステーションに出発

ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスの主要医療委員会は、史上初めてとなる宇宙空間での映画撮影のため、国際宇宙ステーションに派遣されるメンバーを発表した。ユーリー・ガガーリン記念宇宙飛行士養成センターの広報によれば、選出されたのは、女優のユリヤ・ペレシルドさんと監督のクリム・シペンコ氏。
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ユリヤ・ペレシルドさんとクリム・シペンコ監督はMKS66の正規クルーとなり、控えには、アリョーナ・モルドヴィナさんとアレクセイ・ドゥジン監督が選ばれた。有人宇宙船ソユーズMS–19は、10月5日、バイコヌール宇宙船発射基地より発射される予定となっており、ロスコスモスのオレグ・アルテミエフ宇宙飛行士がメンバーに同行する。ペレシルドさんとシペンコ氏の2人は12日間、ステーションに滞在する予定。
NASA長官 2030年以降、国際宇宙ステーションに何がとって代わるのか
映画には監督が必ず参加することから、クリム・シペンコ氏も一緒に宇宙に派遣されることになる。監督もまた宇宙飛行士養成センターで、数えきれないほどの訓練と医学的な検査を受けた。
映画 「挑戦(チャレンジ)」の撮影用機材が国際宇宙ステーションに搬入されたというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。
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