新型コロナウイルス

WHO、ベルリンにさらなるパンデミックを防ぐための情報拠点を開設

世界保健機関(WHO)は1日、独ベルリンに新たなパンデミックや感染症の流行に備え情報を収集する情報センターを開設した。AP通信が報じた。
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WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、COVID-19の感染拡大は世界に「苦痛な教訓」を与えたとし、「ウイルスは迅速に拡大するが、情報はさらに速く拡散することが可能だ」と期待を語った。
🎉 The WHO Hub for pandemic and epidemic intelligence is officially inaugurated by @DrTedros and 🇩🇪 Chancellor Merkel pic.twitter.com/Y7pbYTsnso
​情報センターは、新たな感染症の世界的大流行が発生した場合、情報を効果的に収集、分析、そして公表するという。
新型コロナウイルス
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情報センターの開設式典に出席したアンゲラ・メルケル独首相は、センターが収集した情報は世界のすべての国で利用可能になるとし、「COVID-19のパンデミックは我々が力を合わせたとき、どれだけ成果を上げることができるかを示した」と指摘した。
WHOによると、ドイツ政府が初期投資として1億ドル(約110億円)を拠出した。
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