慢性感染症の死因の16%は大気汚染=WHOロシア担当

慢性感染症による死因の16%を大気汚染が占めているという。2日、極東ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムでWHO(世界保健機関)ロシア担当のメリタ・ヴイノヴィチ氏が語った。
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同氏は、かつては寿命を縮める4大要素と考えられていたのはアルコール、タバコ、運動不足、間違った食事療法だったと話す。ところが2016年にもう1つ加わった。
「5つ目のリスク要因は大気汚染で、慢性感染症の死因の16%を占めている」と同氏は説明する。
ヴイノヴィチ氏は、これは主に経済エンジンである都市部で見受けられると指摘。そのため、健康の観点で言えば「グリーン区域」や「ブルー区域」の拡充が重要だと語る。
同氏はまた、市民のアクティブな生活スタイルを考慮せずに上記措置を講じても効果はないと釘を刺した。
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