CNNの情報によれば、石油の流出事故は8月23日にシリア沿岸部のバニヤスにある火力発電所で、燃料の入ったタンクが油漏れを起こしたことから発生したもので、15,000トン以上の石油が海に流出した。衛星画像を確認した専門家らは、流出の範囲はおよそ800平方キロに及ぶとしている。
世界では、石油やその他の有害化学物質などによる海洋汚染は珍しいことではない。スリランカ近海で、火災によりコンテナ船が沈没し、硝酸を含む有毒化学物質が大量に流出したというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。
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