上月大使は、日露の経済関係のコンテキストでは北極での協力は複数の意味で重要性を持つと指摘し、第1に日本は世界有数の液化天然ガス(LNG)輸入国であるため、日本のエネルギー産業部門にとっては北極圏で生産されたLNGが北極海航路を通じて日本に運ばれることが戦略上、重要だと語った。
上月大使は、北極海航路を使うことで欧州との海上運輸の距離はスエズ運河を通るルートに比べ、およそ40%も縮小が可能となると指摘している。
9月2日、日本がロシアの天然ガス生産・販売企業「ノヴァテク」との間に協力についてのメモランダムを締結したことが明らかになった。
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