イスラム主義の戦闘員6000人が政府軍に降伏=ナイジェリア国防省

北アフリカで活動するイスラム主義の過激派テロ組織「ボコ・ハラム」の戦闘員、およそ6000人が直近の数週間でナイジェリア政府に投降した。ナイジェリア国防省が発表した。
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ナイジェリア国防省によると、直近の数週間で5890人以上の戦闘員が政府に投降したという。中には、家族とともに投降する司令官もいるとのこと。
ナイジェリア国防省は8月12日から9月2日にかけて大規模な軍事作戦を遂行し、その結果として戦闘員の多くが投降を開始したという。
また政府軍は戦闘員が所有していた軍事兵器を押収したほか、協力者の逮捕にも成功した模様。
ナイジェリア軍が「ボコ・ハラム」指導者の死亡を発表=メディア
2015年3月、テロ組織「ボコ・ハラム」グループはイスラム国(IS、ロシアで禁止)への忠誠を誓い、「『イスラム国』の西アフリカ州」に改名。欧米の価値観に反旗を翻しているほか、国内全土で「シャリーア」(イスラーム法)の導入を主張している。
ニジェール、カメルーン、チャドなど、ナイジェリアの周辺国はボコ・ハラムを敵視しており、治安当局との間で交戦が続いている。
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