研究者らは、お茶が創造的思考に有益な影響をもたらすということを明らかにし、お茶を飲むという行為自体がこうした結果の根幹にあるということを解明しようと試みた。報道によれば、お茶には、集中力を高めるカフェインとL-テアニンを含んでいるが、しかし、実験参加者の飲んだお茶は少量であり、その飲料後にただちにテストが開始されたという。つまりこのことは、いわゆる生物学的物質の作用が大きく影響している訳ではないということを示している。そのため、研究者らは、人は、知性や想像力、洗練、確信、安定といったある一定の個人的資質とお茶を飲むという行為を関連付ける傾向があるため、参加者の思考はお茶を飲むという行為そのものによって向上させられたと推測した。研究者らによれば、お茶を飲んだ人は、無意識に、より賢明に、より創造的であるべきと考え、そうやって自己評価を高めたことが、良い結果に結びついたのだという。
通信社「スプートニク」によれば、医療関係者は、お茶、特にレモンスライスが入ったものは、長生きを増強させる可能性があるという。
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