「祝融」の質量は240キログラム。電力は太陽電池でまかない、6輪の車輪で走行する。同探査車は、火星に上陸後の100日間でユートピア平原を移動し、1064メートルを走行した。中国は、2021年2月に火星探査機「天問1号」を火星周回軌道に投入させ、5月22日に探査車「祝融」を火星に着陸させた。
このパノラマ画像には、「祝融」の太陽電池パネルや通信機器、着陸台など細々としたものが写っている。同探査車は火星に着陸後、この地点から南下し、これまでに様々な岩や砂丘を探索している。
中国は、土壌サンプルを地球に持ち帰る火星探査ミッションを今後予定しており、探査機を2028年または2030年に打ち上げる予定。
China's Zhurong Mars rover returns panorama ahead of planetary blackout https://t.co/lcgHEImoIB pic.twitter.com/SUTnBKhm6U
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