バイデン氏は、少なくとも68人が犠牲となったハリケーン「アイダ」の被災地ニューヨーク州とニュージャージー州を視察し、この夏、1億人の米国人が西部の山火事や東部の洪水など異常気象の影響を受けたと述べた。
バイデン氏は「米国人の3人に1人が悪天候の影響を受けた。気候変動は我々の生活や経済に存在上の脅威をもたらし、現実のものとなった。状況はこれ以上良くなることはなく、悪化する可能性があるということが問題だ」と語った。
また、バイデン氏は、2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにするという目標を含めた自身の地球温暖化対策プログラムを積極的に実施すると断言した。
ハリケーン「アイダ」は8月下旬にルイジアナ州南部を襲い、米国を横断。東海岸で大雨と洪水を引き起こした。
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