ブリンケン米国務長官、アフガン情勢をめぐり国際社会に団結を呼びかけ

アントニー・ブリンケン米国務長官は、国際社会に対し、アフガニスタンでの人道的危機への懸念に対抗し、タリバンに圧力をかけるべく団結を呼びかけた。米国外務省ネッド・プライス報道官が明らかにした。
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ブリンケン氏は8日、アフガニスタン情勢をめぐりオンラインで外相会合を開催した。会合には日本を含め20カ国以上が参加した。
国務省のウェブサイトに掲載されたプライス氏の声明には、次のように述べられている。
ブリンケン国務長官は、人道的危機への懸念を緩和し、タリバンにテロ対策の義務を履行させ、国外退避を希望する外国人とアフガニスタン人の安全な出国を確保し、人権を尊重する包括的な政府を形成するために団結を求めた。
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外相会議後、ブリンケン氏は、アフガニスタンの人々に人道支援を提供し続けると断言し、タリバンの暫定政府には問題があると語った。タリバン暫定政府の主要ポストはほとんど全てタリバンの幹部で占められている。
また、ブリンケン氏は、国外退避のために準備されたチャーター機の出国を許可するようタリバンに求めた。
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