アフガンの反タリバン勢力、パンジシール州の最大65%を統制下に

 アフガニスタンでタリバンへの抵抗を続ける「民族レジスタンス戦線」(NRF)は、同国北東部パンジシール州の最大65%を統制下においている。NRFのアリ・マイサム・ナザリ報道担当が、CNNのインタビューで明らかにした。
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ナザリ氏は「パンジシールの60%から65%が我われの統制下にある。この州は峡谷に富み、その数は15ほどあるが、それらはすべて我われの管理下にある」と述べた。
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同氏は「地理と地形は、侵略者がすべての谷を占領することを許さない」と述べた。
先に、NRF指導者アフマド・マスード氏は、タリバンの戦闘員を指揮しているのはパキスタンの軍と特殊部隊だと述べ、タリバンに単独ですべてを行う力はないと強調した。
8月、米軍のアフガニスタン撤退を背景に、タリバンがアフガンのすべての主要都市と国境検問所を占領した。一方、パンジシールは今も難攻不落となっている。
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