エストニア、欧州グリーン首都2023のタイトルを獲得

欧州委員会は「欧州グリーン首都2023」に、 エストニアの首都タリンを指名した。エストニアのテレビラジオ局ERRが報じた。
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エストニアの首都タリンは環境保護に向けた一連の取り組みが評価され、欧州全体の「グリーンビジョン」を主導することとなった。かつての工場街は緑に溢れ、市民や観光客は無料の公共交通機関を利用できる。
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「欧州グリーン首都2023」には合わせて16の都市が立候補していた。最終予選にはスウェーデンのヘルシンボリ、ポーランドのクラクフ、ブルガリアのソフィアが勝ち進んでいた。タリンは2022年のタイトルにも立候補していたものの、フランスのグルノーブルにその座を譲った。
「欧州グリーン首都」は欧州委員会が任命するタイトルで、賞金は35万ユーロとされている。このタイトルを獲得した都市は自然保護活動のパイオニアとして認識され、他都市の模範となって環境問題の抜本的な解決を提示する。タイトルを獲得した都市では国際レベル、地域レベルのエコイベントが数多く実施される。
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