クルーゲ氏は10日、WHO欧州地域事務局の後援で設立された健康と安定した発展に関する全欧州委員会の最終報告のプレゼンテーションで「緊迫した局面から抜け出すためには、ワクチン接種を拡大しながら包括的なアプローチを練り上げる必要がある。現在すべての国が、ワクチンに対する懐疑的な見方の低下と、製造ポテンシャルの増大に取り組んでいる。そして第三に、ワクチンの交換を増やす必要がある。各国はワクチンの分配にもっと積極的に取り組むべきだ」と述べた。
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クルーゲ氏はまた、ワクチン接種そのものは集団免疫を形成することはできないが、重症化や死亡を防ぐことは可能だと指摘した。
同氏は「ワクチン接種の範囲を拡大している国々では、重症化率と死亡率の大幅な低下がみられている。医療体制にかかっていた巨大な圧力が徐々に軽減しているのは、非常に重要だ」と説明した。
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