テスラ、レーザー・ワイパーを発明

米テスラは、自社の自動車用のレーザー・ワイパーの特許を取得した。ギズモードが報じた。
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この発明に関する情報が、米国特許商標庁(USPTO)のサイトに掲載された。テスラはこの装置を「ゴミのパルス・レーザー洗浄システム」と呼んでいる。これはレーザービームを照射する装置で、ボンネットの上のくぼみに設置される。
このシステムは、汚れを検出するとフロントガラスの表面に向けてビームを平行に照射し、文字通り汚れを焼く。
エンジニアたちはこのようなシステムの主な利点について、完全な自律性だと指摘している。装置は自動的に作動し、ユーザーによる操作は必要ない。専門家らはまた、従来のワイパーはその動きでドライバーの注意をそらすと指摘している。一方、このレーザーは人体に危険を及ぼす可能性があるため、自動車の近くに人がいない場合にのみ、洗浄が行われる。
テスラのエンジニアらによると、車に組み込まれているダイオードは非常に強力であるため、そこから放出されるビームは汚れを効果的に取り除く。例として、鳥の糞が挙げられている。レーザーは鳥の糞を数秒で除去するという。
ジャーナリストらによると、特許は2019年5月10日に出願されたが、登録されたのは2021年9月だった。
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