ル・ドリアン氏は、フランスのテレビ局「フランス5」の放送で「タリバンは、一部の外国人とアフガン人の自由な国外退避を許可すると言い、包括的な政府の樹立について語った。しかし、タリバンは嘘をついている」と述べた。
ル・ドリアン氏は「フランスは、この政府を認めたり、何らかの関係性を持つことを拒否する。我々はタリバンからの動きを望んでいる。タリバン自体には経済的な安定と国際関係が必要だが、それはタリバン次第だ」と語った。
タリバンによるアフガニスタンの首都カブール占領後、フランスは約3000人を退避させた。フランス政府はまた、アフガニスタンに残っているフランス人と現地のフランス関係者数百人の出国について、タリバンと技術交渉を行った。ル・ドリアン氏は12日、この問題を解決するため、カタールに向けて出発する。
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