ポリティコの報道によれば、バイデン大統領は9月9日に発言した中で、米国が国内で講じている対策、パンデミックの終息を呼びかける米国の主な提案について述べ、より幅広い国際協力と途上国の不平等を解消するための活動の必要性について強調するとしている。またポリティコは、バイデン氏は、この演説で、国際コロナサミットの開催を提案するのではないかと述べている。
米政府高官はポリティコに対し、国連の枠内でのバイデン大統領の活動内容はまだ確定していないとしながらも、新型コロナや公衆衛生に関する活動が積極的に検討されていると明らかにした。高官によれば、バイデン政権はすでに複数の国に対し、会議を計画していることを伝えているが、正式な招待状は送付していないとのこと。
一方、ポリティコは、バイデン大統領は途上国で弱者層やコロナ対策の前線で戦う人々に対するワクチン接種の加速化を十分に支援していないとして、バイデン政権を非難している。
危険な疫病対策における国際協力は必要不可欠である。ここ最近、危険性の高いコロナウイルスの亜種が複数出現しており、その進化の速度が速まっているというニュースについては、「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。
関連ニュース