同紙によると、フェイスブックは「XCheck」というシステムを使い、著名ユーザーの投稿をモニタリングしているという。このシステムでは、フェイスブックのガイドラインに違反する投稿は削除されない。2020年には、XCheckでモニタリングされ、規則に違反しつつも公開された投稿は164億件に上るという。報道によると、2020年には、政治家、スポーツ選手、芸能人、SNSで多くのフォロワーを抱える著名人など580万人がXCheckの対象者だった。これには、メディアやSNSで人気を集める動物のアカウントも含まれていたという。8月には、フェイスブック傘下のインスタグラムが、ロシアを含む全世界で「Limits(抑制)」という新機能の提供を開始したと報じられた。インスタグラムの開発者によると、この機能により、ユーザーは不快なメッセージやコメントの投稿や表示を制限できるという。関連ニュース