打ち上げは、鹿児島県南西部の種子島宇宙センターで行われる。「みちびき」は、2010年に打ち上げられた初号機の耐用年数が超えたため、それに代わる新たな衛星として打ち上げられる。現在、日本は測位衛星を4基稼働しているが、2023年には7基体制での稼働を予定している。準天頂衛星システムの特徴は、信号の高度な暗号化。これによって、非友好国やテロ組織による電波妨害を確実に回避できるという。民間の利用者に加え、自衛隊や日本の特殊機関も「みちびき」を本格的に活用することが予想されている。関連ニュース