マレーシア国防相 テロの脅威を警告した日本大使館に説明を求めるよう外務省に指示へ

マレーシアのヒシャムディン・フセイン上級大臣兼国防相は、マレーシアの在留日本人にテロの脅威を警告した日本大使館に説明を求めるよう外務省に指示する方針。ヒシャムディン大臣が14日、記者会見であきらかにした。
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同国紙「ザ・スター」によると、ヒシャムディン氏は、「軍の諜報機関がこの警告を伝えてきた。しかし、そういった懸念には何の根拠もない」と指摘し、「日本大使館に説明を求めるよう外務省に指示する」と述べた
マレーシア当局によると、マレーシアでテロが発生する可能性があるとの注意喚起を行ったのは、同国で認められた全ての外交団のうち、日本大使館だけだったという。また、シンガポール、タイ、フィリピンの日本大使館からも同様の警告が出されている。
在マレーシア日本大使館が発表したテロの可能性に関する注意喚起は、在留日本人に出されたものだとみられる。その注意喚起では、日本大使館は在留日本人に対し、宗教施設や人が多く集まる場所には近づかないように求めている。
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