両首脳による電話会談の詳細に精通した消息筋の情報に基づき伝えられたところによると、10日に行われた両首脳による90分間の対話の中で、会談実施の提案がなされた。
消息筋によると、バイデン氏は習氏に対面での会談実施を提案したが、合意には至らなかった。多くの米政府関係者は、中国政府が米政府と厳しい争いを続けている為だという結論に至ったという。
同紙は「バイデン氏は、習氏に米中関係の行き詰まりを打開するために首脳会談を開くことを提案した。しかし、習氏はバイデン氏の提案を受け入れず、代わりに米政府が中国政府に対し口調を和らげるよう主張した」と記している。
習主席はバイデン氏との電話会談後、米国の最近の対中政策が、両国の対話に深刻な困難をもたらしたと述べていた。
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