先に、英フィナンシャルタイムズは消息筋の情報に基づき、バイデン氏が中国の習主席と行った電話会談の中で、対面での首脳会談実施を提案したところ、習主席は拒否し、代わりに中国政府に対する口調を和らげるよう米政府に求めたと報じた。
ホワイトハウスで記者らは、習主席がバイデン氏の提案を拒否したのは事実か、そしてバイデン氏は会談の実施に至らなかったことについて失望したかと問いかけた。これらについて、バイデン氏は「事実ではない」と答えた。
10日、バイデン氏と習主席は電話会談の中で、二国間で共通する利益を検討したほか、競合分野についても意見を交わした。また、首脳らは二国間の競争が衝突に発展しないよう、互いに責任を持つことについても意見を交わした。
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