英国の国会議員が「酒臭い」 仕事中に飲酒していたことが判明

英国の下院議員は酒に酔った状態で法律を通過させることが多いと、同国の元スポーツ・市民社会大臣のトレイシー・クラウチ氏が明らかにした。国会議事堂のウェストミンスター宮殿では、多くの国会議員が「酒の匂い」を漂わせているという。英紙デイリー・メールが報じた。
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同氏によると、酔っ払っていたために、多くの議員が投票の機会を逃したり、間違った方に票を投じていたことがあったという。
クラウチ氏は、「議会での飲酒について、高い理想を掲げて戦っているわけではない。ただ、投票の際に通路を酒臭くして歩いている人の多さにがっかりし、幻滅したのだ。あまり気持ちのいい環境ではない」と英GBニュースで語っている
同氏によると、ウェストミンスター宮殿の敷地内にあるバーに行ったこともあるが、ほとんどの場合、お酒を飲むことは避けていた。また、同氏は同意を求められていない状態で閣僚に任命され、そのために辞任することにしたという。
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