18日午後には、日本記者クラブ主催の討論会が開始した。新型コロナ対策について質問を受けた候補者4名は、自身の考えを表明。河野太郎行政改革相は、新型コロナワクチンの接種ペースは順調で、3回目のブースター接種に必要なワクチン量も確保したとワクチン担当である自身の実績を強調した。
岸田文雄前政調会長は、11月までに希望者全員の接種を進めていき、数十兆円規模の経済対策を進めていくと述べた。野田聖子幹事長代行は、ワクチンの接種率がかなり上がってきた点を評価した上で、今後は重症化を防ぐため、感染者の早期発見や、酸素ステーションを充実していくと訴えた。
高市早苗前総務相は、治療薬を国内で幅広く普及させることと、ワクチンの国産化を訴えた。
新型コロナウイルスの治療薬については、日本では塩野義製薬が開発を進めており、同社は年内の申請を目指していると明らかにしている。また、米ファイザーは9月に第3相臨床試験を開始。両社は在宅で使いやすい飲み薬の開発を行っているという。
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