マレーシア、地域の核軍拡競争リスクを警告 オーストラリアの潜水艦契約で

マレーシア首相府は、米国と英国がオーストラリアと原子力潜水艦の建造契約を締結したのを受け、インド太平洋地域の新たな状況について懸念を表明した。
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マレーシア首相府は、原子力潜水艦建造契約について、南シナ海をはじめとした同地域の他の勢力を挑発し、よりアグレッシブな行動に駆り立てるとの声明を発表した。マレーシアは、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国として地域の平和な状況を支持するとの立場を明確に表明した。
マレーシア首相府は、すべての当事者に挑発や軍拡競争を避けるよう呼びかけた。
新たな契約によると、オーストラリアは米国及び英国と協力して原子力潜水艦を8隻建造する予定。このためにオーストラリアはフランスとの潜水艦建造契約を破棄し、フランスは批判した。
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