新型コロナウイルス

進化した新型コロナウイルスの危険性

米メリーランド大学の研究チームは、変異した新型コロナウイルスの方が空気中に浮遊しやすく、これに対するマスクの防御効果が高いことを明らかにした。研究論文が学術誌Clinical Infectious Diseasesに掲載された。
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研究チームは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の異なる変異株に感染した49人を対象に研究した。すべての患者が無症状または軽症だった。
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研究チームは「『デルタ株』は『アルファ株』よりも感染力が高いことが知られている。我われの研究は、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の空気・飛沫感染の追加的な証拠を提供している」と発表した。
研究チームは、空気をモニタリングし、マスクがウイルスの感染リスクを50%低減することも確認した。そのため、感染予防としてワクチン接種だけでなく、個人用保護具の使用の継続や、室内換気が推奨されている。
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