新種のペンギンは、2012年に見つかった巨大ペンギン「カイルク(Kairuku)」に似ているため、「カイルク・ワエワエロア(Kairuku waewaeroa)」と名づけられた。しかし新種のペンギンははるかに長い足を持っていた。「ワエワエロア」はマオリ語で「長い足」を意味している。新種のペンギンの身長は1.4メートルに達したと推定された。長い足は、ペンギンの泳ぐ速度と潜水深度に影響を与えた可能性がある。
学者らは3Dスキャンを用いて化石のデジタルコピーを作成し、それを世界中で発掘された他のペンギンの骨のデジタルバージョンと比較した。そして新種であることがわかった。
化石は、2730万〜3460万年前のものとみられている。
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