タリバン、カブールの女性市職員に自宅待機を命令

タリバンが権力を掌握したアフガニスタンの首都カブールのモラヴィ・ハムドラ・ノマーニ市長は、男性が代行できる職務に就く女性市職員は、自宅に留まり、出勤してはならないと発表した。
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市長によると、カブールでは2900人が市職員として働いている。このうち27%は、行政を含め、建設およびエンジニアリングの分野で働く女性だという。
テレビ局「アル=アラービヤ」のツイッターに投稿された動画の中で、市長は「我々は、男性が代行できない、あるいは男性の仕事ではない職に就く女性たちには仕事に戻ることを許可した。例えば、市内の女子トイレで働く女性など、男性が働くことができない場所で働く女性は毎日出勤する」と説明した。
The interim mayor of #Afghanistan’s capital says many female city employees have been ordered to stay home by the country’s new #Taliban rulers.https://t.co/SaqZ8vZDhH pic.twitter.com/x6w5baqkJc
​また、市長は電力部門や建設部門といった特殊技能を持つ女性職員も、男性が取って代わることができないと指摘した。
市長は「しかし、男性が代行できる職務に就く女性ついては、状況が正常化するまで自宅に留まるよう指示した。女性たちの給料は支払われる」と強調している。
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