この合意に基づき、英国は今後数週間にわたり、ファイザー社/バイオンテック社製のワクチンを100万回分、韓国に送る。
韓国はこれを受けて2021年末までに同数のワクチンを英国に返還しなければならない。
英国保健省は、韓国がこの取り組みによって10月末までに人口の70%に接種するという目標を達成することができるという声明を表した。一方、英国では16歳以上の人口の約90%に初回の接種が完了しているため、今回の交換が同国のワクチン接種プログラムに影響を与えることはない。
英国、韓国間のスワップ合意のニュースが流れた同日、政府系のベトナム通信社(VNA)が、韓国が支援としてベトナムにコロナ/ワクチン100万本を提供すると報じた。ベトナムのグエン・スアン・フック大統領は韓国に対して、時期を得た支援への謝意を表し、両国が新たな投資プログラムを用いて相互関係を拡大するよう提案し、韓国企業への支援を約束した。
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