ミクダド外相はトルコと国境を接する北西部イドリブ県における緊張悪化についてコメントした中で次のように発言した。
トルコは即座に撤退すべきであると考える。国際社会はこれに対し、国内北部で占領された領土解放をめぐるシリアの努力を支援するべきだ。
シリア外務省によると、緊張悪化の主な原因はトルコによる占領行為に加え、トルコ政府がこの地域で活動するテロ組織を支援していることにあるという。
国連のガイア・ペダーセン特使は8月、シリアの複数地域で軍事衝突が先鋭化し、安全保障上の状況悪化を確認した。中でもペダーセン特使はイドリブ県における状況に特別の関心を払った。特使によると、この地域ではパンデミック以前の緊張状態に達しているという。
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