また同氏は、高所得国は10億回分以上のワクチン提供を約束したが、受け取ったのは15%未満だと指摘し、「我われは今日、今年末までに各国の人口の少なくとも40%のワクチン接種の支援に向けた強力な世界的コミットメントを必要としている」と強調した。
テドロス氏はこれに関連し、ワクチンの世界的な供給を管理している国や企業に対し、ワクチンを共有するという約束を果たすよう呼び掛けた。同氏は、世界はグローバルヘルス・アーキテクチャ(国際保健の枠組み)の中心に、より強力で、持続可能な資金調達と権限を与えられたWHOを必要としているとの見方を示した。
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