ビーズが見つかったビズムン洞窟は、モロッコ南西部に位置し、大西洋岸の港湾都市エッサウィラから20キロの場所にある。この洞窟で初めて旧石器時代のものが発見されたのは2008年。論文の著者の1人、スティーブン・コン氏はビーズについて、我われの先祖の象徴行動の最も初期の形態であり、アクセサリーを使用することで、言葉を用いずに部族における自分の特別な役割をあらわそうとしていたとの考えを示している。関連ニュース