研究対象とされたのは、ファイザー社またはモデナ社のコロナウイルスの予防接種を受けた母親から誕生した新生児36名。出生時に受けた抗体検査で全員の赤ちゃんがコロナウイルスの抗体を持っていることがわかった。
この研究の著者の一人、産婦人科医のアシュリー・ローマン氏は今回の発見について、予想外であり、医療にとって重要な意味を持つと指摘している。
ブルームバーグは今回の発見により、妊娠中にコロナ・ワクチンを接種する女性が増える可能性があると指摘している。米国疾病予防管理センター(CDC)の調べによると、9月11日現在、18歳から49歳までの妊婦のうちコロナの予防接種を受けている割合は30%に過ぎない。
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