ミクダード外相は取材の中で次のように発言した。
我々は彼らがアフガニスタン情勢に集中することを期待する。アフガニスタンから屈辱的な形で米軍が撤退したいま、その地でやるべきことをやるがよい。我々の要求、それはシリアからの米軍撤退である。さもなくば彼らはアフガニスタンと同様の結末を辿るであろう。
ミクダード外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はニューヨークで開催されている国連総会の枠組みで会談し、両国の連携強化を確認した。会談後、ミクダード外相は「いつも通り素晴らしい内容だった」とコメントした。シリアのバッシャール・アサド大統領は9月13日に訪露し、ウラジミール・プーチン大統領と会談していた。
米軍はシリア北東部を不当に占拠している。これらの地域にはシリアの主要なガス田と油田が広がっており、シリア政府は米軍の駐留を占領行為にあたるとして批判し、原油の露骨な略奪を目的とした国家的海賊行為と呼んできた。
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