成田空港を管理する成田国際空港会社によると、24日午前11時半過ぎ、A滑走路からクアラルンプールへ出発する日本航空の旅客機から「カメが歩いているようだ」と連絡が入ったという。
連絡後すぐに滑走路を閉鎖し、同社の職員が現場へ向かったところ、滑走路の北端を横断するカメを発見し、捕獲した。
一時閉鎖により一部の飛行機の離着陸が遅延したものの、運航に大きな影響はなかった。
カメの体長は約30センチ、重さ約2キロ。種類は不明だが、近くにある調整池から来た可能性があるとみられている。
同社は「滑走路に小動物が入ることは年に数回あるが、カメは記憶にはない」と話している。
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