新型コロナウイルス

米医学賞「ラスカー賞」 新型コロナワクチン開発に貢献したカリコ氏らが受賞

米国で最も権威のある医学賞「ラスカー賞」の今年の受賞者に、新型コロナウイルスワクチンの実用化に貢献した独バイオエヌテックのカタリン・カリコ氏と、米ペンシルベニア大のドリュー・ワイスマン氏の2人が選ばれたことが分かった。NHKが報じた。
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カリコ氏とワイスマン氏は今回、ラスカー賞の臨床医学部門の受賞者に選ばれた
産経新聞によると、カリコ氏らは、人工的に作り出したmRNA(メッセンジャーRNA)を、体内で安全に病原体の一部を作らせるワクチンを長年研究してきた。この技術は、これまでとは全く新しいタイプのワクチン「mRNAワクチン」の開発に大きく貢献し、高い有効性を示す新型コロナウイルスワクチンを短期間で作り出すことを可能にした。
ラスカー賞の受賞者から多くのノーベル賞の受賞者がでていることから、カリコ氏らも受賞の有力候補者として注目が集まっている。2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した日本の山中伸弥氏も、2009年にラスカー賞を受賞している。
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