英国の研究者によって開発された検査「Fastball」では、実験の協力者には、頭部に脳波を測定するヘルメットが装着され、急速に変わる画像が示された.。画像が変わる度に被験者の脳波がどのように変化するかによって、研究者は、各参加者が変わる画像をどれだけ良く記憶するかを明らかにした。
検査「Fastball」により、脳波のごくわずかな変化さえも確認できるようになったと、研究者は確信している。測定は完全に受動的なものであり、被験者らは課題を理解したり、問題に回答する必要はない。実験には60人が協力し、彼らは青年層と老年層、アルツハイマー症の患者という3つのグループに分けられ、アルツハイマー症の患者がもっとも低い結果を記録したことが示された。
研究は、新しい方法が、病気の判明を5年早めることを可能にし、この病気の早期診断がより効果的に医学的治療を行い、ライフスタイルの修正を可能にすると評価している。
通信社「スプートニク」は以前、ロシアの医師らがいかに認知症の患者の初期の兆候を把握するかについて紹介している。
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