グテーレス国連事務総長 露米による新STARTの延長は世界の核軍縮を促す

米国とロシアが新戦略兵器削減条約(新START・START III)を延長させたことは、世界の核軍縮においてポジティブな兆候だ。アントニオ・グテーレス国連事務総長が26日の核廃絶国際デーに合わせて、この声明を発表した。
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グテーレス氏は、核兵器の総数は減少しているものの、各国は核兵器を質的に進化させており、その結果、新たな軍拡競争の兆候が懸念されていると述べた。
9月26日は #核廃絶国際デー 。国連は、世界的な核軍縮の必要性について人々の注目を集め、世界中にある大量の #核兵器 の廃絶を達成するため、2013年にこの日を制定した。 pic.twitter.com/RJYsFcRgtq
​一方で同氏は、「しかし、希望のサインもある。ロシアと米国は新STARTを延長させ、対話を行うことを決定したことは、希望を持たせてくれる一歩だ」と声明で指摘している。
ロシア外務省は2月、新戦略兵器削減条約(新START条約)の発効に欠かせない、国内のプロセスが完了したことを通知する外交文書を米国大使館との間に交わしたと発表した。
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