中国が始めたこのシステムは、世界最大規模の炭素取引市場とみられており、この仕組みの対象となる世界の二酸化炭素排出量の割合はこれまでより2倍に増えると見積もられている。リ氏は、「全国の炭素取引市場で848万トン(排出量)の取引が行われ、取引の総額は4億1800万元だった」と発表した。この取引に参加することで中国企業は、一定の排出量に対する権利を獲得する。排出量の未使用の権利は、追加を必要とする企業に販売することができる。関連ニュース