米国、マイクロリアクターを開発中 軍事的ニーズに対応

米国防総省は、軍事的ニーズに対応するため、マイクロリアクターを建設する計画を発表した。ビジネスインサイダーが報じた。
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米軍のエネルギー消費量は増加し続けているため、国防総省は1〜50メガワットの小型モジュール式原子炉を建設する。同原子炉は、電気ネットワークから独立して機能することができるという。米バージニア州のBWXT Advance Technologies社と米メリーランド州のX-energy社がプロトタイプを開発しており、2022年初頭に国防総省に提示される。
ビジネスインサイダーは「安全かつ小型で移動できる原子炉は、増大する軍事エネルギー需要に対応する。(中略)原子炉は、遠隔地の過酷な環境における極めて重要な作戦において米軍の支援となる」と報じている
一方、専門家らは、このような技術にはまだ欠点があるとし、マイクロリアクターは、特に輸送中に敵の標的になる可能性があると指摘している。
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