韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が午前6時40分ごろ、日本海に向けて飛翔体を発射したと発表した。
NHKの報道によると、菅首相は午前9時ごろ、首相官邸で記者団に対し、情報収集や分析に全力を挙げ、国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機や船舶などの安全を確認すること、不測の事態に備えて万全の態勢をとることを指示した。
そのうえで、菅首相は「政府としては、これまで以上に警戒、監視を強め、発射の状況について、現在、分析中だ」と述べた。
菅首相は「北朝鮮が発車したものは弾道ミサイルの可能性がある」としている。
また、共同通信によると、政府関係者は、飛翔体が日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられると明らかにした。
北朝鮮は今月15日に日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射したばかり。いずれも日本のEEZ外に落下したと推定されている。
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