防衛省関係者によると、午前9時時点では日本の航空機や船舶の被害などの情報は確認されていないという。
中山泰秀防衛副大臣は同日、防衛省で記者団に対し「弾道ミサイルであるか否かも含め、情報をもとに総合的、専門的な分析を行う必要があり、現時点で確たることを申し上げることは差し控える」と述べた。飛翔体の速度や飛翔距離、高度、変則軌道の可能性、落下地点は現在分析中という。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとすれば、日本のEEZの内側に落下したと推定されている今月15日の発射以来となる。
また、韓国軍によれば、飛翔体の高度や飛行速度などから、従来のものとは異なるものである可能性があるという。
発射された北朝鮮北部・チャガン(慈江)道のムピョンリ(舞坪里)からは4年前、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14型」が発射されている。
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