米国 永住許可取得の児童が搭乗のカブール発チャーター機に着陸許可を出さず

米国土安全保障省は28日、アフガニスタンの首都カブール発のチャーター便の米国の空港への着陸許可を出さなかった。ロイター通信によれば、機内には100人をこす乗客が乗っており、いずれも米国籍ないしは米国の永住許可を取得していた。
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チャーター機を組織したグループ「プロジェクト・ダイナモ」のブライアン・スターン代表の話によれば、同グループはアフガニスタンのカーム航空からチャーター機を借り受け、119人のアフガン人をアラブ首長国連邦の首都アブダビに輸送した。117人のうち59人は児童で、いずれも米国国籍ないしは永久滞在許可証を取得していた。
同機の最終目的地は米国内のどこかの空港でなければならなかったが、スターン代表の話では、アブダビ空港で米国当局からの着陸許可を待ち続けたものの、14時間が経過しても何の連絡も入らなかった。この件についてロイター通信は米国土安全保障省にコメントを求めたものの、いまだに回答は得られていない。
先日、米国内の消息筋情報でアフガン滞在の米国人の避難計画が「見事に成功」していたことが明らかにされている
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