ロシア保健省はスコルコヴォ内のクリニックにロシアで承認の下りていないワクチンおよび医薬品の輸入を許可する改正案を発表した。こうしたワクチンの輸入許可証はこれらクリニックが所属する国際医療クラスターの参加者ら用に出されるものとみられている。
国際医療クラスターは2015年、モスクワ市政府の特別法令によってスコルコヴォの敷地内に創設された。同クラスターの敷地内ではOECD加盟国で承認された医療活動、医薬品、医療製品、医療技術の証明書類は、ロシアのものと同等に認められている。
露コメルサント紙は、ロシア保健省の提案が実行された場合、全国規模で医薬品を輸入する可能性は低いものの、この先、海外でのスプートニクVの認知がさらに困難になった場合には、こうした外国製ワクチンの需要は相当なものになる可能性があると指摘している。
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