ウクライナでファイザーのワクチン保管にミス、3万4000回分が処分へ

ワクチンの保管体制にミスがあったことから、ファイザー社の新型コロナワクチン、3万4000回分以上がウクライナで処分される。ビクトル・リャシコ保健相が明らかにした。
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ウクライナ・メディアによると、初夏に3万4000回分のワクチンが供給された際、ワクチンの温度管理に違反があったという。したがって、これらのワクチンは市民の接種には使用できなかったとのこと。これまでワクチンは倉庫で保管されてきたが、30日に処分されることとなった。そのほか、アストラゼネカ社のワクチン1400回分の消費期限が迫っていることから、いずれも近日中の接種で消費される見通し。
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先にウクライナ政府は新型コロナウイルスの検疫体制を12月31日まで延長する決定を下した。この検疫体制は一部地域で実施され、4段階制に分かれている。
ウクライナでファイザー社のワクチンは4月26日から、モデルナ社のワクチンは7月22日から接種が開始された。リャシコ保健相によると、モデルナ社のワクチンは今月15日で在庫切れになったという。
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