オスカーは政治の道具、ロシア映画の受賞は困難=ミハルコフ監督

ロシアのニキータ・ミハルコフ監督は米映画芸術科学アカデミーが授与する「アカデミー賞」(通称、オスカー)は政治化していることから、ロシア映画の作品がこの賞にエントリーすることに意味はないと見ている。リアノーボスチ通信の取材に応じた中でミハルコフ監督が発言した。
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ミハルコフ監督は28日にウズベキスタンの首都タシケントを訪れ、国際映画祭「シルクロードのパール」にスペシャルゲストとして参加した。この映画祭は9月28日から10月3日にかけて開催されている。
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リアノーボスチ通信の記者が今年のアカデミー賞でロシア映画の受賞は期待できるかを質問したところ、ミハルコフ監督は「どれもダメ、というのもオスカーはもう無意味となったから」と回答した。ミハルコフ監督によると、エントリーすることに意味のある作品はあるにせよ、「オスカーは完全に政治化」しているという。
ミハルコフ監督の映画「太陽に灼かれて」は1995年のアカデミー賞で外国語映画賞に輝いた。
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