Google Playのアプリにマルウェア 感染被害は端末1000万台以上

情報セキュリティ専門企業ジムペリウム(Zimperium)は、グーグルプレイ(Google Play)の複数アプリにマルウェア(悪意あるソフトウェア)「GriftHorse」を検出した。その感染被害は世界70か国以上のアンドロイドスマホ1000万台以上に及んでいる。情報サイト「The Record」が伝えている。
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GriftHorseはユーザーが気づかぬうちに有料SMSサービスに加入させ、マルウェア作成者に数百万ドル(約数億ドル)をもたらす仕組みになっているという。ユーザーが感染アプリをインストールすると、GriftHorseは様々な賞品やお得な情報を提供するポップアップや通知攻めを開始する。ユーザーがバナーをクリックすると、あるページに飛び、オファーへのアクセス権を得るために電話番号の確認を求められる。電話番号を入力することで、ユーザーは自らの手で月々35ドル(約3千900円)の有料SMSサービスに申し込んでしまったことになる。
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