この像は世界的に有名なビルバオ市のグッゲンハイム美術館近くの河川に出現した。驚くことに、像は深夜遅くに予告もなく設置された。そして翌朝、この像は少なくない市民を驚かせることとなった。
#スペイン ・バスク自治州ビルバオの川に突如、沈む少女の彫刻が出現。少女は、潮の満ち引きに合わせて顔を出したり沈んだり。
名前はビハール(バスク語で「明日」の意)。キャンペーンの一環で、メキシコ人芸術家ルーベン・オロスコ氏によって制作されました。#スプートニクのビデオ pic.twitter.com/Kiga2k4xQt
名前はビハール(バスク語で「明日」の意)。キャンペーンの一環で、メキシコ人芸術家ルーベン・オロスコ氏によって制作されました。#スプートニクのビデオ pic.twitter.com/Kiga2k4xQt
スペイン女性のトリアナ・ギルさんは、「はじめて水面に浮かぶ顔を見た時、ビックリしました。今、この像は悲しい気持ちを伝えていると思っています」と感想を語った。
満潮時には像の顔は水中に消え、干潮になると水面に現れる。少女は溺れていて、すでに死から逃れる術がないことが表現されている。
プロジェクトの主催者であるサグレド氏は、「アレゴリーは、満潮があななたたちを沈めるか、そうでないか、私たちは将来溺れるのか、溺れないのか、今、私たちが何をするかにかかっている」と強調する。
この像はまだ1ヶ月間こうした状態で置かれ、その後、BBK銀行(ビルバオ・ビスカヤ・クツァ)の支店の1つで展示されることになる。プロジェクトのアイデアはファンドが所有する。
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